アイメイク,女性の人生

「生きる」とは自分の人生を生き切ること。

たくさんの女性たちを見ていて、私が気づいたのは、女の人には2通りあるということです。

 

一つは夫や子どもがアイデンティティ1の人、もう一つは自分自身のアイデンティティ1を持っている人です。

 

同世代の友人や、アイメイクを習いに来る40代以上の女性たちと話をしていてつくづく思うのは、女性は、夫の人生でも子どもの人生でもなく、自分自身の人生を生きないとダメだということです。

 

昔の友人に会うと、だいたいみんなこう言います。

 

「なんで子どもを大学に入れるのに,あんなに必死になってがんばったんだろう」T+ンと自分のために時間を使えばよかった。

 

子どもの人生と私の人生は違うのに……」これって、程度の差こそあれ、ほとんどの母親がはまってしまうワナです。

 

自分のアイデンティティ-を子どもに託してしまうんですね。

 

子どもがいい大学に入れば、自分が何かを成し遂げたような気になる。

 

世間の人もほめてくれるから、ますますいい気持ちになりますでも、子どもには子どもの人生があって、大人になると勝手に生きていく。

 

こっちがしてあげたことなんか、全然忘れています。

 

私も、子どもにはいい学校に行ってほしいと考えるごくふつうの母親だったのですが、自分が入院していたときに,同じく心臓の病気で入院している子どもたちに大勢出会ったことで、子育てに対する考え方が変わりました。

 

遊びたくても外に出られず,走ることも禁じられた子どもたち。

 

一方、当時幼稚園児だった息子は,お見舞いに来るたびに、「ママー!

 

」と叫んで、ベッドにいる私に全速力で駆け寄ってきます。

 

その姿を見るたびに、感謝の気持ちでいっぱいになりました。

 

そして「これ以上この子に何を望むことがあるんだろう」と、心底思ったんです。

 

夫が医者でしたから、当時の私には「子どもも医者にしなければ」というプレッシャーがあり、息子を複数の塾に通わせていました。

 

ところが本人は塾が大嫌いで、野球をやりたがっていました。

 

手術を終えて退院した私は,息子に塾をやめさせ、小学校入学と同時にリトルリーグに入れました。

 

以来、ごはんをおなかいっぱい食べさせること以外、子育てはまったくの放任。

 

そして自分自身でできることをしたくてアイメイクとアイキララ たるみの勉強をはじめたのです。

 

そんな私でさえ,自分だけの力で大きくなったような顔をしている息子を見ていると,「ちょっと待ってよs-だれがあなたをそこまでにしたのよ」と言いたくなってしまいます。

 

「そんなに背が高くなったのは、私が毎日ごはんを食べさせて、お弁当も作ってあげたからじゃない。

 

牛乳飲ませたのも私よ!」「虫歯が1本もないのも、私が毎日歯磨きさせたからでしょ!

 

」「スポーツが得意なのは、私が野球やらせたからよー」と、息子がだれかからほめられるたびに,実は心の中でそんなふうに叫んでいるんです。

 

「子ども命」でやってきた女性たちが,巣立っていく息子や娘を見て,寂しい思いやむなしい思いを感じるのもよくわかりますしかも、がんばっていい大学に入れ、その結果いい会社に就職できた子どもが、親に感謝してくれるかというと,必ずしもそうじゃないんですよね。

 

子どもは子どもで,ちゃんとした会社に入って「やったー」と思ったすぐあとに、自分が大きな組織の歯車にすぎないと気づいてしまったりするで、「俺はこんなことをするために努力してきたのか……。

 

もっと自由に生きてきたかった」なんて,恨まれることにだってなりかねないんです。

 


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